これまで角田が手がけたユニット品事例の一部をご紹介いたします。

ユニット品とは(自動化機器)

CASE1

洋菓子生産装置を開発するメーカー様の案件です。

洋菓子のカット装置

洋菓子を掴むアームの部分をユニット品として受注しました。
製品のカットする前、カットした後、包装した後と三種類のアームが必要でしたが、それぞれ形状も異なり、掴む力も微調整する必要がありました。
お客様と詳細な打ち合わせをし、三種類のアームを完成させました。
お客様からは、アーム部分の設計・開発をしなくて済んだこと、組み立て工程が簡素化できたことでとても喜んで頂いております。

CASE2

検査装置メーカー様からのご依頼です。

精密部品の検査装置のユニット品

エンドユーザー様は、多品種少量生産を行っており、同じ生産ラインで様々な形状の製品を作成しています。既成の固定治具では全ての形状には対応できず、固定治具の部分をユニット品として当社にご注文いただきました。全ての形状に対応できるよう、複数種類の治具を作成し、納品いたしました。また、短いサイクルで生産している品種が変わり、その都度、新たな治具を作成し、納品させていただいています。
お客様からは、細かなカスタマイズにもすぐに対応してくれると、ご評価いただいております。

CASE3

電子機器向け産業機械メーカー様からのご依頼です。

ガラス基板の製造ライン

ガラス基板を安定して搬送するために必要な治具をユニット品として、設計段階から参加し、当社で開発いたしました。
搬送するガラス基板のサイズが変わっても、適応できる機構が求められ、それを実現しました。

CASE4

産業機械メーカー様からのご依頼です。

電池の組立ライン

電池の組立ラインで使用する機械の内、製品を整列させる部分の機能をユニット品として受注いたしました。
元々は部品単位でご注文いただいていたお客様だったのですが、当社のユニット品に興味をお持ちいただき、部品製作から組立、精度確認までをユニット品としてお任せいただくようになりました。
お客様にとっても、コストダウンに繋がり、喜んでいただいております。

角田のワークハンドリング装置・マニホーン